建築の「気になる木」
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こんにちは。プランナーの溝口です。
今回は木材の樹種(木の種類)について説明を
したいと思います。
毎年、花粉の時期に一番耳にするのが多いスギ。
そのスギも建築材料で使われています。スギは
真っ直ぐに伸び成長するので柱などに使われて
います。
続いて日本では身近なマツ。マツも建築材料に
よく使われています。
構造材で良く使うのが「ベイマツ」マツの名が
入っていますが日本庭園などで目にする松とは
少し種類が違います。
粘りが強いので横向きの力が加わる部分に多く
使われます。
最後にヒノキ。ヒノキはお風呂やまな板などで
聞いた事があると思います。
耐久性や加工性に優れ、建築のどの部分にでも
使うことができます。さらにヒノキチオールと
呼ばれる成分を含んでおり抗菌作用があります。
olioriでは、ヒノキより多くのヒノキチオールを
含有している「ヒバ」を土台に採用しています。
*ヒノキチオールは、その名前に反してヒノキ
そのものには多く含まれておりません。
殺菌力と耐湿性に優れている「ヒバ」を土台に
使うことでシロアリ被害をなくしています。
木造建築物は適材適所にいろいろな種類の木を
使っています。11月頃に構造見学会を開催予定
olioriの構造材料へのこだわりも是非確かめに
是非、ご来場ください。